穴の奥の黒い部分は抗菌剤が染み込んだ部分なので大丈夫です。虫歯の深さは歯肉より深いレベルにありますから、麻酔をして機械で一気に虫歯を取る従来の方法では神経を取っておかないと後で痛みが出るでしょう。左の写真の右上と右の写真の下の方に写っているのは他院で健康保険の範囲内で詰められた樹脂です。


古い詰め物をダイレクトボンディングに置き換えた所です。複雑な色の入り方をしている歯ですが標準的な色の範囲内で良い仕上がりになりました。


これだけ虫歯が深くても神経は残してあります。右の写真の銀歯がはまっている上の中央に写っているのが術後です。
「こんな深い虫歯にレジン(樹脂)なんか詰めたらすぐに神経がダメになる」という意見も聞こえて来そうです。確かに前世紀の樹脂だとそう言う事も起こり易かったし、最新の樹脂でも雑に扱えば神経にダメージを与えるでしょう。しかし仮にそうなったとしてもそれはその時。神経を抜いて抜歯へのカウントダウンを始めるのは少しでも先延ばしにしましょう。


見えるかどうかぎりぎりの位置にあった銀歯をダイレクトボンディングに交換しました。


大きすぎる銀歯が原因で歯が欠けてしまいました。再び健康保険で直そうとするならば神経を抜いてそこへ芯を立てて銀歯で被せるしかありません。


健康保険で作った前歯が外れてしまったのでダイレクトボンディングで作り直しました。金属を使った前歯は力を集中させて歯を割ってしまう事がありますが、今後何かあってもたぶんダイレクトボンディングの方が先に割れてくれて歯の方は助かるはずです。


健康保険の銀歯の隙間から虫歯が入り込んでいました。ゆっくり進行した虫歯は比較的硬いので完全除去には時間が掛かります。中央の写真の様に3Mixが浸透して黒く変色していますが、こうしたしっかりした面が出て来れば大丈夫です。神経の回復を待つために4回に分け延べ3時間程掛けて虫歯を除去するという手間のかかったケースです。右の写真の下の方の褐線は単なる着色ですし一番奥の歯で見えないので敢えてそのままにしています。


歯並びが悪いためが故の無理なデザインの銀歯がはめ込まれていたが、無理が災いしたのか隙間が出来て虫歯が進行していた。従来のやり方なら神経を取ってセラミックで被せ物を作っていた所であるが、ダイレクトボンディングの方が痛みも少なく安上がりです。逆に言えば当院が儲からないという事ですが、やはりダイレクトボンディングはお勧めなんです。


銀歯がつまっていましたが、写真の上の方の部分のに隙間が出来て下の方には歯にヒビが入っていましたのでダイレクトボンディングに置き換えました。銀歯は硬いので歯のエナメル質を破壊してゆく傾向があります。


型取りして作ったものは虫歯を呼び込んで隣の歯も虫歯にしてしまいます。上の奥歯だから良い様な物の、健康保険の銀歯は見事に歯を黒くします。


セラミックの詰め物があったが根元から虫歯が入って来たのでダイレクトボンディングに交換しました。右の写真の下の方の歯には他医院で施されたセラミックがはまっています。


これもセラミックの詰め物の具合が悪かったのでダイレクトボンディングにしました。


かなり深い虫歯でした。右の写真の真ん中の歯の向こう側のダイレクトボンディングの色があっていませんが、これは予想外にかみ合わせがきつくて下地の樹脂の色が出てしまったからです。またかみ合わせがきついがためにエナメルにヒビが入ってこんなに深い虫歯が出来たのでしょう。そして虫歯は歯磨きだけで予防出来るという物でもありません。


これも銀歯の隙間から虫歯が入り込んで行った例です。3Mixで追い込みましたから事なきを得ましたが、普通なら神経が出ているはずです。右の写真の上に写っているのが仕上がりです


当医院でのワイヤー矯正治療を受けいている患者さんには毎回PMTCをして虫歯予防を心がけていますが歯並びが良くなってくると意外な所から虫歯が出てくる事があります。


歯並びからも分かる様に強い力を受けていた犬歯。そのため奥から手前に掛けて歯が欠けてそこに虫歯が入ってしまいました。歯の頭の方は異常がなかったので取りあえず根元だけ詰めましたが、隣のポーセレンの歯に合わせて歯の頭の方の色も直して欲しいという患者さんの要望で全体の歯の色を直しました。ダイレクトボンディングはこうしたご要望にもお応え出来ます。


奥歯の根元が割れてしまいました。既に虫歯は取ってありますが神経が出ていないのが幸いです。血液を巻き込んでしまうとレジンはすぐに剥がれてしまいます。そのため歯肉ぎりぎりの所にダイレクトボンディングを施すには神経を使います。健康保険の範囲内で治療しようとすればレジンはリスクが大きいので歯科用セメントを詰めて様子を見るか神経を抜いて金属を被せるかあたりが無難な解決法でしょう。


隣の冠の影響で(型取りして作った物の隣接する歯は虫歯になりやすい)で出来た虫歯。虫歯は内部で大きくなってから表面が割れて顔を出す事も多い。特に小臼歯はこれぐらいの大きさの虫歯でも神経の存続にかかわる事もある。


前歯部の冠が外れたのでダイレクトボンディング。下の歯を覆う様なかみ合わせの場合、大きな側方力を受けて神経を取る羽目になるのです。更にこの側方力を健康保険の前歯はいなす事が出来ないので歯を割ってしまう事もあるのです。神経を抜いてしまった歯の寿命は有限ではあるにせよ、しなやかなダイレクトボンディングは残った歯の根への負担を最小に出来るはずです。
中央の写真が本来の完成ですが患者さんの希望で白くしている所です。その仕上がりは不自然に白くなりましたが患者さんには満足して頂きました。こういう小回りが利くのもダイレクトボンディングの良い所です。


これを健康保険の銀歯をはめて済まそうとすると歯の向って左上の薄くなった部分が確実に割れてしまいます。


後は研磨して完成です。


右の第二大臼歯の外側から出来た虫歯。磨き難いので虫歯になりやすい場所ですので写真も撮り難いし治療も難しい所。大きな虫歯でしたし、帰郷されるという事で時間も限られていましたが何とか役目を終える事が出来ました。なお緑の糸は歯肉との間に入れて作業をしやすくものです。


この様に歯の上まで欠けてしまった場合、健康保険でレジン充填をしても欠ける場合が多いので神経を抜いて被せる方法をお勧めして来たものです。


小さな穴をあけて虫歯をかき出しました。いわゆるトンネル窩洞と呼ばれる物で虫歯を取り残しやすいという批判もある様です。確かに虫歯を取るのに手間がかかりましたが、申し分のない仕上がりになりました。


左の写真の真ん中辺りのピンクっぽい部分は神経が露出した所。